海の欠片を使う海材料の補強と保護


suzusuzu

こんにちはポケ海ハンドメイド協会の岡澤です。
今日は「海の欠片の補強と保護」について紹介するよ🐚
補強と保護は必ずしも必要なわけではありません。
必要で無い欠片もありますし、必ず必要な欠片もあります。
海物作りを楽しみたい方は参考にご覧くださいね♡

nonokanonoka

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壊れやすく割れやすい海の欠片

海の欠片には硬い物、柔らかい物、壊れやすい物など欠片ごとの特徴があります。

シーグラスやシー陶器などは硬さがあるので落として割れる事は有っても、ヒビなどが入っていない限り、自然に壊れる事はありません。

ですが、ウニ殻や特定の海藻などは割れやすく壊れやすいので洗浄時や材料として使用する時は気を付けなくてはなりません。

また、貝殻などは種類が多くその特徴は様々です。
例えば夜光貝など大きな巻貝は簡単には壊れませんが、サクラガイやアコヤガイなどの薄い貝は割れやすく簡単にヒビが入ってしまいます。

この様に海の欠片によっては補強や保護が必要な物があります。
では今回は海の欠片の補強と保護について紹介しますね。

海の欠片の補強

先にも述べた様に海の欠片には壊れやすい物があります。
小さなウニ殻や薄い二枚貝などは言うまでもなく力を込めるだけで割れちゃいます。
ですが小さな欠片を一つ一つ補強しておく、という事は効率的ではありませんので、小さなものに対しては必要でない限り補強はせず保護処置をします。

では、どの様な物に補強処置をするのでしょうか?

例えば、ウニは最も割れやすい素材です。
大きなウニ殻でも写真の黄色の線が引いてある部分はヒビが入りやすく上の五芒星が欠けると殻が外れやすくなります。
ですのでウニ殻は作品制作前にボンドやレジンを使って補強してから作業されると壊さずに使用できます。

↑補強する事でこの様に割れやすいウニにもカービングをしてランプを作る事が出来ます。
この補強が無ければ加工をした時点でウニ殻が割れてしまいます。

また、アコヤガイなどは殻が薄いうえ割れやすく 、置いておくだけで乾燥してヒビが入ります。
その為ヒビが入りにくい様に周りを加工したり貝殻自体をレジンなどで補強したりして使うと安心です。

↑補強する事で薄く割れやすいアコヤガイでも商品化する事が出来ます。
このこの補強が無ければヒビが入ったり割れやすい商品となりクレームの元となります。

この様に海素材に合わせて、また使用用途に合わせて事前処置、あるいは制作過程で補強をしておくことが必要です。
そうする事で集めた海素材を無事に活用する事が出来ます。

海の欠片の保護

もう一つ保護についてです。

前にも書いた様に、サクラガイなど薄い貝殻や微小貝(数ミリ程の貝)、小さなウニ殻やカシパンなど殻の薄い海素材は“脆く割れやすい”です。
また、海藻の種類によって砕けやすい物があり、そのままでは使い物にならない物もあります。

また、小さな素材は補強するのも大変なので、保護処置をしっかりしておくと安全です。

ではどの様に保護をするのでしょうか?

例えばこの様な小貝は小さく殻も薄いので制作後、作品として落としたりぶつけたりすると貝の弱い部分が割れたり欠けてしまう事があります。
ですので作品を作る際にはレジンやクッション材などを使って保護し作品化します。
特にUVレジンと貝殻は相性が良いので様々な点で重宝に活用出来ます。

↑保護する事で小さく壊れやすい海の欠片でも安心して作品を作る事が出来ます。

また、流木などはそれ自体が壊れやすい物ではありませんが、劣化などを防ぐためにも完成した作品をオイルなどでコーティング保護しておくと良いでしょう。

↑保護する事で完成した作品は良い状態が長続きします。

この様、海の欠片の特徴や制作内容によって補強と保護をする事で、海の欠片をダメにする事無く使用でき、作品としても良い状態で作り上げる事が出来ます。

海の欠片を楽しむ講座

ポケ海講座では、この様な海の欠片の補強や保護についても作品毎にお教えしております。
ただ作品作りを覚えれば良いのではなく、作る時も完成した後も考えて考えて制作できるスキルが大切です。

少しでもご興味がありましたら詳細をご覧ください。
▼読むだけでも海物作りの参考になりますよ(^^)/
『ポケ海講座』

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ビーチコーミング動画

和歌山の海岸で採れた、小さな小貝を紹介しています。
この様な小貝を使って作品作りをしていますよ(^^)/

和歌山ビーチコーミング