海ハンドメイド材料の準備(海の欠片の知識と洗浄)


suzusuzu

こんにちはポケ海ハンドメイド協会の岡澤です。
今日は「海の欠片の知識と洗浄」について紹介するよ🐚
海の欠片を使用する場合この洗浄は必ず必要です。
拾ったものを使うのですから奇麗にするのは当然ですよね。
海物作りを楽しみたい方は参考にご覧くださいね♡

nonokanonoka

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浜辺で集めた海のかけらの扱い方

あなたは、どの様な海の欠片を使ってハンドメイドをしていますか?
もしくはどの欠片で作品を作ってみたいですか?

浜辺には貝殻やシーグラス、流木や珊瑚、海藻やウニなど様々な海の欠片がありますよね。
そして、どの欠片を使って作品を作るにしても『拾って来たまま』使用する事は出来ません。

何故なら、花の様に色彩や造形が美しいものと違って、海の欠片はさほど色彩に豊かでは無く浜辺に打上げられ風化して多くは白化し色褪せています。
また、踏まれたり劣化して割れや欠け、浸食された流木や虫食いに合った貝殻や珊瑚など、一手間かけないと使えない物が多くあります。

更に、欠片自体が脆くて崩れやすい物だったり、ゴツゴツして凸凹だったりと、素のままで使えるものは少ないのです。

その為、海素材を活用するには以下の4点は必須と言えます。
この4つの欠片の使用方法が「海素材活用の基本中の基本」となります。

①海の欠片の知識と洗浄
海の欠片の材料加工
③海の欠片の補強と保護
④美しく魅せる装飾

これらの一手間をかける事で「劣化し朽ちていくだけの素材」だった物は「新しい価値を生出す」材料や作品に変わります。

そう!!欠片たちは磨けば(加工すれば)輝く(作品になる)原石なのです。
そして、ダイヤモンドの様に素晴らしい価値を秘めています✨

あなたにも! この原石(海のかけら)を見つけ出し価値を生出す事が出来るんです!!
考えただけでワクワクしてきませんか(≧▽≦)

海の欠片について学ぼう!

では、どの様に海の欠片を活用すればよいのでしょうか?
今回は『①海の欠片の知識と洗浄』について解説しますね。

海の欠片の知識

海の欠片を使った海ハンドメイドを楽しむ為には当然『海のかけら』についても知識を持つ事が大切です。
とはいえ、学者では無いので(^^; なんとなくでいいのです!

簡単に言えばこんな感じです。
・この貝殻は真珠層を持っているから磨くと奇麗。
・見た目が奇麗な流木でも傷んで浸食されている部分もある。
・この海藻は粉々になり易いので処置が必要。

例えば、貝殻の主成分は炭酸カルシウムですのでお酢や酸性洗剤などの『酸(塩酸)』を使う事で貝殻を溶かすことが出来ます。
➡これを知っておくと!
酸性洗剤を使うとアワビなどの真珠層を出す事が出来。
反対に塩素系ハイターなどであれば貝殻をあまり傷つけず匂いや残っている身、海藻などの付着物を取り除く事が出来る。事が解ります。

他にも、浜辺に打ち上がる白化した珊瑚で、よく打ち上がるのは枝の様な形をした枝珊瑚や菊模様が奇麗な菊目石です。
これらの珊瑚は目に見えない空洞が多くあり多孔質で硬度が低いです。
➡これを知っておくと!
珊瑚は空洞が多く硬度が低いので(場所により硬い部分もあります)穴はあけやすい。
反対に空洞があり過ぎ形を(奇麗に)整えるのが難しい素材。
その為、使用用途に合わせて使用前に保護処理が必要な事もある。

この様に、使う過程で素材別の特徴を少しでも覚えていく事で事前の準備がしやすくなり、制作作業もスムーズになります。

海の欠片の洗浄

次に海の欠片の洗浄方法についてです。
欠片ごとに洗浄方法は変わりますが、さほど難しい物ではありません。

写真の様に浜辺に打上げられた海の欠片は汚れて付着物も付いており塩素を含んでいますので、そのままハンドメイドの素材として使うのはNGです。
なので、きちんと洗浄処理をしなければなりません!!

例えば『貝殻』などは付着物が多いので、硬い物はニッパーなどで軽く削除しておきブラシなどで軽く洗い流します。
その後、身や海藻類の付着物が場合は漂白剤(塩素系)を10倍程に水で薄めて(付着物の度合いによって濃度を調整します)つけ置きし半日ほど置いてから水でしっかりと洗い流して、乾かせばOKです。

また『流木』は海水の場合、虫がすむ事は殆んどあませんが貝などの寄生虫が付いていたりします。
また塩素を含んでいますので見た目が奇麗でも必ず、煮沸消毒や水に沈めて置くなどしてアク抜きをし、風通しの良い所でしっかりと乾燥させます。

この他、ウニや海藻などの海の欠片も素材に合わせた洗浄処理をして、しっかりと乾燥させます。
汚れが残ったり、乾燥が中途半端だと匂いやカビの発生になります。

この様に『海の欠片の洗浄処理』は基本中の基本ですので必ず奇麗にしてから海素材を使う様にしましょう。

海の欠片を楽しむ講座

貝殻、珊瑚、シーグラス、海の欠片の種類は沢山あります。
それらを活用して様々な作品を作るには、欠片の洗浄など最低限の処理が必要となります。
そうする事で作品の質も良くなりますし、見た目も奇麗な作品が出来上がります

少しでもご興味がありましたら詳細をご覧ください。
▼読むだけでも海物作りの参考になりますよ(^^)/
『ポケ海講座』

↓募集時期は年2回7月/12月のみ

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